『義母と娘のブルース』今期No.1の大ヒットとなった3つの理由 (1/2ページ)

まいじつ

『義母と娘のブルース』今期No.1の大ヒットとなった3つの理由

綾瀬はるか主演の7月期TBSドラマ『義母と娘のブルース』(通称:ぎぼむす)最終回の平均視聴率が19.2%を記録し、今クール連続ドラマの平均視聴率1位の座が確定した。

同ドラマは、桜沢鈴氏の同名4コマ漫画が原作。綾瀬演じるバリバリのキャリアウーマン亜希子と、結婚相手である良一(竹野内豊)の連れ子の娘、みゆき(上白石萌歌)との日常を描いた作品だ。

「初回11.5%と好発進し、その後、すべて2桁をキープ。第5話は13.1%、第8話は15.5%、そして第9話17.3%と右肩上がりで最高値を更新。放送中盤までは『ぎぼむす』より数字の良かったテレビ朝日系『刑事7人』は数字が横ばいだったので、後半にかけて『ぎぼむす』が追い抜いていきました」(テレビ雑誌編集者)

仕事命で空気を読まず、ビジネス的な正論で突き進む反面、天然ボケ的なかわいさもあるという独特のキャラをうまく演じた綾瀬。そのコメディエンヌぶりが視聴者から評価されているようだが、別の面でも『ぎぼむす』のヒットの要因があるという。

「TBSの番組改編説明会では、綾瀬の他、竹野内豊、佐藤健といったキャストの好演、脚本の良さ、他局が刑事モノ、医療モノが多い中、家族愛をテーマにしたことがヒットの要因と分析していました」(同・編集者)

真面目すぎてズレているキャラが人気に

現在の連ドラ業界は、1話完結の物語が作りやすい「刑事モノ」「医療モノ」が鉄板。しかし1話完結物語は途中からでもとっつきやすい反面、「次が気になる!」という要素が少なく、後半にかけてもあまり盛り上がりがない。そんな中で、ストーリーが連なっている『ぎぼむす』が、後半にかけてどんどん盛り上がり見事に大ヒットしたわけだ。

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