安室奈美恵の「ハンパない経済効果」が被災地を救ったイイ話

まいじつ

画/彩賀ゆう
画/彩賀ゆう

9月16日に引退した歌手の安室奈美恵だが、まだまだフィーバーは続いている。各テレビ局は「安室奈美恵」という商品を引っ張り続け、8月29日に発売されたライブDVD&ブルーレイ『namie amuro Final Tour 2018 ~Finally~』は4週連続の同時1位を獲得したほどだ。

そんな安室の引退後については、さまざまな説が流れている。

「プロデューサー業に転身、京都に移住、ジャズクラブを開店するという話がこれまで流れてきました。引退後の彼女の姿をマスコミはキャッチしたいところですが、安室の代理人の弁護士から『引退後は一般人だから取材は自粛してほしい』との要請がされているようです」(芸能ライター)

どんな進路に進むにせよ、お金には困らないことは確実。引退を発表してからの荒稼ぎぶりも大きな話題になっていた。

「ラストツアーの動員数は約80万人。昨年11月発売のベストアルバム『Finally』は約230万枚の売上、今年8月発売のライブDVD&ブルーレイは、このままの勢いなら200万枚突破ともいわれています。引退発表後に5社のCMに出演。ファストファッションブランド『H&M』とのコラボ商品を販売などなど、引退までの1年間で約300億円を稼いだというウワサです」(同・ライター)

“アムラー”が被災地を救った

思い返せば、安室が大ブレークしたのは90年代半ばのこと。安室のファッションを真似た“アムラー”が街にあふれ、社会現象となった。

今回の引退に関連して莫大なマネーが動いたように、かつてのアムラーブームにも大きな経済効果があったのだが、それに助けられたのが神戸市・長田だ。

「長田は靴産業が盛んな地域ですが、95年1月に発生した阪神・淡路大震災ですっかり落ち込んでいました。しかし96年にアムラーブームが起こり、アムラー愛用のストレッチブーツが大ヒット。当時、ストレッチブーツの多くを長田が生産しており、1年で2万円のストレッチブーツが7万足売れたといいます。この数字は記録的なものだったのですが、それが6年も継続。これにより、長田は息を吹き返したのです」(経済記者)

日本に活気を与え続けてくれた安室。今後は自分のためにゆっくり暮らしてほしいものだ。

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