海外で成功できる人材とは サッカー選手の視点から (2/2ページ)
フランスで、下ネタを言ったり、教えてもらったりしたら、場が物凄く盛り上がり、「この威力は万国共通なんだ」と改めて気づかされたという。
下ネタなんてくだらない、といった堅いスタンスでいると、なかなか現地に適応できず、苦労する可能性が高い。そういうことがサラッと自然にできるか否かで、海外向きか不向きかが分かると言っても過言ではないくらい、適応には差が出てくるのだ。 ■ノーと言える日本人になる
明るく陽気に周りと付き合うことが異国で成功する近道だが、全て相手の言うことを受け入れているだけでもダメなのが海外という場所。
ミスや失敗を他人のせいにすることは欧州では毎日のように起こり、意見が食い違うこともある。そういうときに「ノーと言える日本人」になる必要がある。自分の意志を示すことは海外では必要不可欠なのだ。
サッカーに限らず、留学や旅行などで海外に行くとき、少なからず英語を話す必要性があるだろう。そんなとき、積極的にコミュニケーションを取ることや自分の意見をはっきりと相手に伝えることは重要となるはずだ。
多くの若い日本人選手が海外でプレーしているが、活躍したときに結果だけ報道され、彼らの生活はあまり知らないというのが実情だろう。クラブの環境や国の情勢、価値観の違いや言語の違い、日本人選手とは身体能力が違うし、リーグによってプレースタイルも違う。松井選手の経験談から、欧州でプレーする選手たちがどのようなところでプレーしているのかがわかるはずだ。サッカーファンは、そういったところでも楽しめる1冊だ。
(新刊JP編集部)