羽生結弦が不調?「小指」を心配するメドベージェワ

まいじつ

(C)Shutterstock
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フィギュアスケート『オータムクラシックインターナショナル2018』優勝。18-19年シーズンもVスタートを飾ったが、羽生結弦の表情は冴えない。

「公開練習のときは不安めいた発言もしていました。不安といっても、羽生は新しい技に挑戦しており、それがまだ完璧ではないからでしょう。向上心ゆえの不安と思えば、頼もしい限りなのですが…」(スポーツ紙記者)

こんな言い方は語弊があるかもしれないが、オータムクラシックはGPシリーズよりも格下の大会だ。勝って当然、羽生にとっては調整の一環だったが、フリーの演技で4回転サルコーを転倒してしまった。ショートプログラム1位、フリー2位、本番前の公開練習で「不安」を口にしていたということは、転倒も予期していたのかもしれない。

「右手の小指が腫れ上がっていました」(同・記者)

小指の負傷について多くを語ろうとしなかったが、練習拠点でもあるカナダでの調整中に転倒してしまい、たまたまリンクにできていた穴に小指を入れてしまったという。

「羽生クラスになれば、練習での転倒は珍しいこと。新技の取得に悪戦苦闘していると見るべき」(競技関係者)

新技とは、4回転半ジャンプだ。完成すれば、前人未到となるが、羽生が“大ジャンプ”にこだわる理由は、今シーズンから改定されたルール変更にあった。

演技時間の短縮がどう響くか…

フリーの演技時間が4分半から4分に縮められる。羽生の専属コーチであるブライアン・オーサー氏は「時間短縮は27歳で次の五輪大会を迎えるので有利」と話していたが、そうではないらしい。羽生は4分半で繰り広げた演技プログラムを4分に入れ込むとし、「忙しくなった」とボヤいている。転倒による小指の負傷もその影響だという。

「4回転半の新ジャンプを今季中に公開すると意気込んでいますが…。同じくオーサー氏に学ぶロシアの女子フィギュアスケート選手メドベージェワも心配しています。2人は演技構成に関する意見交換をしているようです」(同・関係者)

四半世紀前、「小指が痛い」のフレーズで知られる『小指の想い出』という歌が流行した。日本びいきのメドベージェワがそれを知っていたか否かは分からないが、彼女も腫れの引かない小指を心配しているようだ。

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