古舘伊知郎のドラマ出演に「“技術は二流”とはうってつけ」との皮肉相次ぐ

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古舘伊知郎のドラマ出演に「“技術は二流”とはうってつけ」との皮肉相次ぐ

 2015年10月期に放送され人気を博したドラマ「下町ロケット」(TBS系)の続編が、10月14日に放送スタート。主人公の阿部寛やヒロインの土屋太鳳らが引き続いて出演する中、フリーアナの古舘伊知郎がレギュラー出演することが発表された。ドラマ出演は本人役で登場した昨年放送の「豆腐プロレス」(テレビ朝日系)以来、約1年ぶりとなる。

 その古舘が演じるのは、阿部が率いる佃製作所のライバルメーカー「ダイダロス」の社長。同社は技術力の佃製作所に対して低価格を特徴とし、急速に業績を伸ばしているという設定だ。そんな古舘の出演について、一部の視聴者からはいかにも古舘らしいとの声が漏れ伝わってくるという。テレビ誌のライターがささやく。

「古舘が社長を務めるダイダロスのスローガンは『安さは一流、技術は二流』というもの。そして古舘は、プロレス実況アナとしては独特な言葉のセンスを発揮して人気者となりましたが、12年にわたってメインキャスターを務めてきた『報道ステーション』(テレビ朝日系)では、プロレス口調が抜けず『報道キャスターらしくない』と批判されていました。それゆえアナウンス技術では決して一流とは言えなかった古舘が『技術は二流』を名乗るのは、あまりに適役だろうと皮肉られている次第です」

 そんな皮肉を跳ね返すには、阿部のライバルという重要な役柄を的確に表現する演技力が必要だろう。とはいえ、アナウンサーが本職の古舘に、どれほどの演技が期待できるのか。ここで映画ライターが、古舘の出演映画について語る。

「古舘は過去2本の映画に出演していますが、片方はウルトラマン映画での実況中継アナ役だったので、もう一本のホラー映画『スウィートホーム』が実質的に唯一の映画出演作と言えます。伊丹十三が製作総指揮を務めた同作品で古舘は、呪われた家に侵入する取材チームのカメラマン役を熱演。供養塔を壊してしまったことで悪霊を蘇らせてしまい、最後は下半身を溶かされた上に錯乱したレポーターにスパナで殴殺されるというとんでもなく悲惨な役柄でした。その古舘が上半身だけで這いずり回るシーンのインパクトは強く、ホラー映画ファンの間でも見どころの一つとして語り草になっているほど。それゆえ今回の『下町ロケット』でも、窮地に陥ってのたうち回る迫真の演技を披露してもらいたいところですね」

 どうやら古舘のドラマ出演には意外にも、期待できる点がありそうだ。

(金田麻有)

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