FPが教える! 「お金が貯まる財布」の選び方 (3/3ページ)
財布そのものだけでなく、中身にどれだけ意識が向けられているかがポイントです。
◇財布が美しくない
あまりにも汚れている、角の革や生地が切れていたり傷が激しすぎたりする状態ではありませんか? 人前で出す時に躊躇してしまう状態であれば、そろそろ買いどきかもしれません。また、カード類など中身が多すぎてパンパンに膨れ上がっている財布も美しいものではありませんね。
◇レシートや謎の紙類がごっそり
これはそれなりの期間放置をしている証拠。特に、レシート類がキレイに揃っておらずぐしゃっと入っているようだと、不要な膨らみにも繋がるので財布の外見にも影響します。
◇小銭が多すぎる
小銭から出さずにすぐにお札を出している証拠です。お札を崩すタイミングを少しでも後ろにずらすために、小銭から順番に使うことを心がけましょう。こちらも膨らみに繋がるので財布の外見に影響しますね。
◇いくら財布に入っているのかを全くわからない
財布を見て少ないことに気が付いたら慌ててATMでお金を引き出す、という行きあたりばったりの行為を月に何度も繰り返す人はお金が貯まりづらいです。決まった日に決まった額を引き出し、中身もときどき確認しましょう。
■お金が貯まる財布かどうか自分の財布を見直してみて
お金が貯まりやすい財布は、ズボラさんでも現金を管理しやすい財布ということですね。小さな財布も流行っていますが、金種ごとに収納しやすく、区切られている使い勝手のよい財布となると長財布がオススメです。逆に注意してほしいのが、財布が汚れていたり、カード類やいらないレシートでパンパンに膨れ上がっていたりする状態。また、小銭が多過ぎて膨らんでいるような状態も要注意です。見た目のきれいさだけではなく、中身の管理も重要ですね。お金が貯まる財布を目指して、ときどき自分の財布と向き合ってみましょう。
(文:川部紀子、構成:ジョーンズ加奈恵)
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