菊地成孔が歌舞伎町を舞台とする官能小説をリリース!?「ヴァイナル文學選書」という新プロジェクト (1/2ページ)

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菊地成孔が歌舞伎町を舞台とする官能小説をリリース!?「ヴァイナル文學選書」という新プロジェクト

異才ジャズメンが書き下ろした歌舞伎町のバタイユ

 10月19日、音楽家で文筆家の菊地成孔が、歌舞伎町を舞台に「溺死フェチ」の男女を描いた“官能的”文学作品を発表した。

 表題は『あたしを溺れさせて。そして溺れ死ぬあたしを見ていて』。菊地自身がラジオ番組にて「新宿バタイユ」と表現していたように、作品ではこれでもかとばかりに官能描写が連続している。もちろん、エロいばかりじゃなく、菊地文体とでもいうべき、独特のリズム感も健在。ラストに至るまで疾走するようなエロスの旋律は、掌編という長さゆえ、途中でダレることも倦むこともなく、ファンならずとも愉しめる珠玉の一作となっている。

 ところで、エッセイストとして多くのファンを持つ菊地には、これまでも多数の小説執筆オファーがあったようだ。しかし、その一切を断ってきたのだという。それなのに今回あらためて執筆を引き受けた理由について、菊池は「企画のコンセプトが面白かったから」とラジオ番組にて発言しているが、なんでもこの小説、東京キララ社が主宰する「ヴァイナル文學選書」という文學プロジェクトの一環として執筆されたものらしいのだ。では、その「ヴァイナル文學選書」とは、一体どんなプロジェクトなのだろうか。

新宿区でしか買えないヴァイナル形状の小説シリーズ

 公式ホームページ(http://tokyokirara.com/information/1958/)によると、ヴァイナル文學選書とは「ある街をテーマに、ある街においてのみ流通する」ことをコンセプトとした文学プロジェクトらしい。今回は新宿歌舞伎町篇、菊地以外にも、石丸元章、海猫沢めろん、漢a.k.a.GAMIと一癖も二癖もある執筆陣が並び、それぞれが書き下ろした4作の掌編小説が、新宿区内限定で発売されている。

 慌てて全作品を読んでみたが、いずれ劣らぬ傑作、奇作ぶり。そして何より特筆すべきは本の体裁で、なんと本なのに綴じられていないのだ。

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