「とにかく飛び込めばいい」岡田将生さんが落語に挑戦して感じたこと #昭和元禄落語心中 (4/10ページ)

学生の窓口

ーー以前「落語を知ることができてよかった」と言われていましたが、なぜそう思ったんですか?

落語をやるということは、話の中に出てくるキャラクターを自分で作って、話の筋も自分で作って、それを俯瞰して監督として見なきゃいけないって師匠方に言われたときに、キャラクターを演じ分けることはもちろん、そういう視点を意識して落語をやるようになると、俳優としてすごく勉強になるんですね。

しかも、自分がどう見えているかということも客観的に感じながら稽古していかないといけないので、たとえば自宅の鏡の前でひとりでずっと稽古していると「あ、こういう風に見えてるんだ」と、今まで実はあまり自分のことをちゃんと見ていなかったことに気づくことがありました。そういったことを改めて意識することは、今後、この仕事をやっていく上でもすごくいい勉強になったなと思いました。

ーー今作では、八雲と助六の関係性も物語の魅力のひとつだと思いますが、助六との関係性についてはどう思われますか?

岡田さんインタビューお写真2

お互いを高めあっているけど、ひとりが嫉妬に壊れるとこういうことになってしまうというのは、こういう世界にいるとすごくわかります。「同じものを持っているのになぜあの人だけ」とか「僕のほうが……」と思うこともありますし……。だけど、そういう気持ちがないと自分を高めていけないんじゃないかなとも思います。

菊比古(八雲の若い頃の名)にとって助六は懐深く受け止めてくれる存在。助六との出会いがこの物語の始まりなので、演じていてもすごくつながりを感じますし、助六が亡くなってしまうシーンを撮影したときは「胸が締めつけられる」ってこういうことなんだなって思うくらい、その日一日すごく辛かったです。

「「とにかく飛び込めばいい」岡田将生さんが落語に挑戦して感じたこと #昭和元禄落語心中」のページです。デイリーニュースオンラインは、演劇将来俳優インタビューエンタメなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る