「死んだら負け」松本人志が批判覚悟で訴えるメッセージに“ルーツ”があった! (1/2ページ)

アサ芸プラス

「死んだら負け」松本人志が批判覚悟で訴えるメッセージに“ルーツ”があった!

 ダウンタウンの松本人志が10月17日、自身のツイッターアカウントを更新し、ご当地アイドルグループ「愛の葉Girls(えのはガールズ)」のメンバーで3月に自死した大本萌景さんについての“死んだら負け”との見解を変えるつもりはないと再度主張している。

 所属事務所からのパワハラや高圧的なメールのやり取りなどが次々に発覚し、精神的な疲弊の末に自死を選んだとされる大本さんについて、松本は10月14日放送の「ワイドナショー」(フジテレビ系)で、所属事務所からの扱いが、自死の直接的な原因かどうかの明言はできないと前置きし、こうコメントした。

「こういうニュースを扱う時に、なかなか亡くなった人を責めづらいし、責められないよね。ついついかばってしまいがちなんだけど、やっぱり『死んだら負け』なんやってことをもっと皆が言わないと、死んだら皆がかばってくれるこの風潮がすごくイヤなんです」

 自死以外の手段を選ぶ必要があったとの見解を示したのだ。

 だが、松本の同番組内での発言に対しては賛否両論が飛び交い、ツイッターのリプライ欄にも様々な反論意見が寄せられた。そして、17日に改めて松本は〈自殺する子供をひとりでも減らすため【死んだら負け】をオレは言い続けるよ。。。〉とツイート。自死を選択することを“負け”だと主張する背景には、自死する子供を減らしたいという想いがあることも明かしている。

「確かに報道番組やワイドショーでは基本的に自死した方を責めたり、ましてや“自死は負け”といった表現をすることはありませんが、今回の松本の指摘が単なる“逆張り”ではないことは彼のコアなファンであれば自明なことでしょう。松本はツイッターでも『オレは言い続けるよ』と投稿していましたが、今回とまったく同じ自死者についての発言を10年以上も前に、当時放送されていたラジオ番組『放送室』(JFN系)の中で主張しており、自死することが『一番アカンってことを言い続けないとダメなんですよ』と熱弁していましたからね。今回の思い付きの発言ではないですよ」(テレビ誌ライター)

 松本がこれほどまでに自死という行為を“糾弾”するのは、学生時代の出来事に由来するという。

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