タイムトラベラー『2045年の未来』を動画で撮ってきた男

まいじつ

(C)DR-images / Shutterstock
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小型のタブレット端末に、未来の動画を収めてきたというタイムトラベラーが出現した。この男は2045年の世界で撮影した映像を持ち、現代に警告を発している。

オカルト専門ユーチューブチャンネルのアペックスTVで、男は「これが動画だ!」と自らのタブレットに収められている動画を公開した。

「2045年までに人間とロボットは統合された。これからAI(人工知能)が地球を支配し、2028年までにすべての国家は解体された。これが証拠の動画だ」

何やら、映画『マトリックス』の世界のように、人間が眠るカプセルというか、マユのようなものが大量に並んでいるようにも見える。しかし、男はしきりに周囲を気にし、一瞬しかタブレット画面を提示しないので、はっきりと確認はできない。

「これは大部分の人間が住むメガシティーだ。飛ぶ車も映っている。困ったことに、地球に緑や山などなく、大部分がこのメガシティーになっているんだ。人口が増え過ぎるし、機械と一体化することによって死なないからだ」

ディストピアを回避するためには…

そもそも男は、2045年の人間ではないという。

「この現代でもエイリアンのテクノロジーをリバースエンジニアリング(機械を分解し、構造を分析すること)した技術で、すでにタイムトラベルが完成してるが、一般人にそのことは伏せられている。私は2028年の世界でタイムマシンを作っていた科学者で、2045年の世界を見て、そしてこの2018年で今、しゃべっている」

男が2028年ではなく、この2018年で警鐘を鳴らすのは、人工知能が支配する世界を回避したいからだという。現代人が警告を真摯に受け止めれば、回避はできるそうだ。

「未来ではプライバシーなんて存在しない。最悪というわけじゃないが、今とはかなり違う世界だ」

男はまくし立てると、何かにおびえるように逃げ去った。

【画像】

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