高橋由伸辞任で、巨人軍監督は原辰徳…「暗闘」全舞台裏 (3/3ページ)
「大阪桐蔭の根尾昂を1位指名する方針は、原さんの意向が大きい。本来は即戦力投手が欲しいんですが、そこまでの人材はいないという判断で根尾になったようです」(前同)
14年のドラフト、土壇場で原監督がスカウト陣を押し切って、“この高校生だ”と一本釣りしたのが岡本和真だったのは有名な話。その岡本は4番に座り、今季は.309、33本塁打、100打点と大活躍。その慧眼に期待する声も大きい。しかし、原監督も61歳。「周囲には“長くはやらない。チームを立て直して若い人に渡したい”と漏らしているそうだ。その“若い人”とは、3年前に無理に監督に据えられ、今回もクビと貧乏くじを引いてきた由伸、というのが定説。原も負い目を感じているんだ。でも、もう一人、絶対的な候補がいるんだよ……」と、前出の事情通は含みを持たせる。その、もう一人の“原の次”の監督候補とは、あのゴジラこと松井秀喜氏だ。
「由伸留任から川相、そして原という一連の方針は、オーナーの山口さんの鶴の一声という印象。原監督の3回目の就任も、12年に週刊文春に報じられた1億円恐喝事件で、今後の監督はありえないとされていた認識を覆した形です。その山口さんが固執しているのが、ゴジラ松井監督なんです」(夕刊紙デスク)
この松井監督が、渡邊恒雄主筆、そして長嶋茂雄終身名誉監督の悲願でもあることは周知の事実。「松井は何度も断っているが、読売サイドは諦めていない。彼とのルートは、常に読売内部に確保していて、何より山口オーナーが前のめり。今回の一連の騒動で、川相や中畑といった監督候補も消え、松井監督の可能性はより高まったんじゃないか」(事情通)
いずれにしても、スーパースターのもとでの復活が巨人にとって最良のシナリオであることは間違いない。巨人の覇権奪還と、松井秀喜監督就任は成就するのか。今後の動向に注目だ。
