動物たちにサンキュー!動物たちを祝う世界6つの秋祭り (3/4ページ)

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 タイの人たちがサルを敬う伝統は、2000年前のサルの王ハヌマンとその英雄的な偉業に関する伝説にさかのぼる。今日、サルはこの国では幸運のしるしと考えられている。


・4. ケムシ・フェスティバル(アメリカ)


The 38th Annual Woolly Worm Festival

 ノースカロライナ州バナーエルクの言い伝えでは秋に、この毛むくじゃらのケムシの色によって、来たる冬の厳しさを分析することができるという。

 ケムシの色が黒いと冬は寒く雪も多く、茶色だと比較的穏やかな冬になると予測されるという。13節に分かれている体も、冬の13週と一致すると考えられている。

 1978年に、10月の第三週目の週末に開催されることになった、ケムシ・フェスティバルでこの"冬期予報"が行われる。

 今年は、10月20~21日に開催予定で、メインイベントはケムシレース。垂直に張った90センチほどの紐を一番早く登ったケムシが、予報士虫として選ばれる。ケムシの飼い主には、なんと1000ドルの賞金が出る!


・5. プシュカル・ラクダフェア(インド)


Pushkar Camel Fair

 インドのラジャスターン州では、毎年11月にプシュカル・ラクダフェアという色鮮やかな文化イベントがある。

 ヒンドゥーの太陰暦の満月の日に祝う、動物祭りとしては世界最大のもののひとつ。年一回のこのイベントは、この地方の文化や伝統を祝うだけでなく、取引業者にとっては、自分たちのラクダや家畜をお披露目するチャンスでもある。
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