長嶋茂雄「危篤状態」の裏で進んだ巨人新監督人事 (2/3ページ)

日刊大衆

「一時は深刻な病状も見受けられましたが、適切な治療を受け、現在、ミスターの状態は回復。点滴も外されて……、誤嚥性肺炎は良くなったようです。ただ、長期にわたる入院で足腰はだいぶ弱っていて、食も細くなったのだとか。今はリハビリに励んでいるみたいですよ」(前出のベテラン記者)

 長嶋氏の病状に、巨人関係者が右往左往していた裏では、もう一つ巨人に関する大きな動きがあった。

 10月3日、巨人の高橋由伸監督(43)が成績不振の責任を取り、今季限りでの辞任を発表したのだ。これを受けて10日、山口寿一オーナー(61)が後任として、前監督の原辰徳氏(60)に就任を要請。原氏は「前向きに考えます」と返答し、来季の監督就任が事実上決定した。

「巨人はCS進出を果たし、日本シリーズ出場もありうる状況でした。ゆえに正式発表はしていませんが、仮に日本一になっても由伸監督の続投はなかった。内部では、すでに原政権の体制作りが着々と進んでいるようです」(前同)

 巨人はこの4年、リーグ優勝から遠ざかっている。巨人軍の長い歴史の中で、5年間優勝できなかったことは、過去に一度もない。

「次の監督は、来年すぐに結果が求められる。そうなると、大事なのは人気や将来性よりも実績。もはや頼れるのは、原さんしかいなかったんです。球団特別顧問というポストに原さんを残したのも、こういった事態に備えてのことだったのかもしれません」(スポーツ紙記者)

 原氏は、これまで巨人監督を2度経験。計12シーズンでリーグ優勝7回、日本一3回の成績を残している。これだけの実績をあげながらも、原氏は2015年に監督を辞任。

 不可解な退任劇には、現役時代の不倫を暴力団関係者に恐喝され、1億円を支払っていたという“スキャンダル”が大きく影響したとされている。

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