秋の「婚活バスツアー」で“発射”オーライ!?② (2/2ページ)
諦め切れず、バスの外で永作似の女性に「連絡先だけでも教えて」と食い下がったが、サラッとかわされ、婚活バスツアーは撃沈。
週明け、落ち込む記者の背中を同僚が叩いた。
「まだ諦めるのは早い。とっておきの場所に連れてってやるよ」
その日の仕事が終わり、同僚と降り立ったのは恵比寿駅だった。ここに、最新のスポット“出会い系おでん居酒屋”があるという。
ビルの2階に上がると、店にはおでん卓が3つある。全体的に昭和レトロな雰囲気で、卓の四方に座ってセルフサービスでおでんを取るシステムだ。
周囲を見れば、客層は男性が20代〜50代まで、女性は20〜30代と若い。恵比寿という場所柄、オシャレで美人揃いである。
同僚と席につくなり、両隣の美女に元気よく「こんばんは」と挨拶した。同僚によれば、最初に声をかけておけば、仲よくなりやすいのだとか。
卓のおでんを取り、「どれがおいしかった? 大根?」と女性と会話を交わす。酒が来れば、みんなで乾杯。男女とも2人か3人のグループで来ている。
客同士の話がはずむ仕掛けも用意されている。おでん串にマークがつけられたものが“当たり”。「好きな客にお酒を飲ませる」とか「おでんをプレゼントする」という内容で、無理なく女性と交流ができるわけだ。
ニンニクや唐辛子を漬け込んだ罰ゲーム要素のある酒もあって、これを飲ませ合えば場が盛り上がる。
気付けば、近くで働いているエステティシャンのカオリちゃん(26)と肩を組み合って酒を飲んでいた。
かしこまらないおでん屋の雰囲気が、オジサン記者には合っていたのだ。
1時間半ほど飲んで食べて、会計は同僚と2人で8000円ナリ。記者は、カオリちゃんと腕を組んで2軒目のバーに入った。おでん屋に来るくらいだから、オジサン好きなのだ。