秋の「婚活バスツアー」で“発射”オーライ!?②

週刊実話

秋の「婚活バスツアー」で“発射”オーライ!?②

 “出会い系おでん屋”も盛況

 続いて連れて行かれたランチの会場では、くじ引きで男女6人の席を決められた。ここでは、日本3大うどんの一つ「水沢うどん」をいただく。

 1対1なら話せるが、知らない男を交えた場では、気が引けてしゃべることができない。会話の主導権は40代前半の男が握っていて、女性らも楽しそうに相槌を打つ。記者は1人で味のしないうどんをすするしかなかった…。

 車内で女性を一巡した後は、「印象カード」に好印象の相手の名前を書き込む。すると、シートを回収した添乗員が、誰が自分に好印象を持っているのか教えてくれるのだ。

 朝のぽっちゃり巨乳は俺を気に入らなかったらしい。胸を見すぎていたのがバレていたのだろうか…。ところが、壇れい似の40歳のキャリアウーマンが記者のことを気に入っているではないか! ここから先は徹底的に、壇れいに的を絞って攻めていこう。

 ワイナリーでは、率先して壇れいの隣を確保。ワインを飲み干す姿に見とれ、続いて立ち寄った『こけし工場』では、男根のようなこけしを握る手つきから目が離せない。

 バスツアーの道中、テレビで話題の「まんこ館長」がいる『珍宝館』も通過した。「キノコ」や「こけし」など、男性器を連想させる行き先は、ツアーの運営会社が男女を盛り上げようとする配慮か(笑)。壇れいと車内で再び隣になったとき、意を決して勝負に出た。
「下ネタとか大丈夫ですか? 『珍宝館』の看板がありましたよ。こけしとかキノコとか、男性のシンボルのようなものばかり出てきますよね」

 壇れいは「言われてみれば、そうですね(笑)。私は下ネタ平気ですよ」と笑ってくれた。あとは得意ジャンルの笑える下ネタでマシンガントーク! 壇れいも嫌がらずに笑ってくれている。これはイケる、カップル成立間違いなしだ!

 池袋に帰る頃には、窓の外はすっかり真っ暗。カップル希望の名前を3人まで用紙に書き込む。当然、第1希望は壇れいだ。

 添乗員から、「今回成立したカップルは5組です。呼ばれたペアは下車してください」とアナウンス。無情にも、壇れいと気弱そうなメガネの男が腕をからませて降りていく。渾身の下ネタがまずかったのか…。

 諦め切れず、バスの外で永作似の女性に「連絡先だけでも教えて」と食い下がったが、サラッとかわされ、婚活バスツアーは撃沈。

 週明け、落ち込む記者の背中を同僚が叩いた。
「まだ諦めるのは早い。とっておきの場所に連れてってやるよ」

 その日の仕事が終わり、同僚と降り立ったのは恵比寿駅だった。ここに、最新のスポット“出会い系おでん居酒屋”があるという。

 ビルの2階に上がると、店にはおでん卓が3つある。全体的に昭和レトロな雰囲気で、卓の四方に座ってセルフサービスでおでんを取るシステムだ。

 周囲を見れば、客層は男性が20代〜50代まで、女性は20〜30代と若い。恵比寿という場所柄、オシャレで美人揃いである。

 同僚と席につくなり、両隣の美女に元気よく「こんばんは」と挨拶した。同僚によれば、最初に声をかけておけば、仲よくなりやすいのだとか。

 卓のおでんを取り、「どれがおいしかった? 大根?」と女性と会話を交わす。酒が来れば、みんなで乾杯。男女とも2人か3人のグループで来ている。

 客同士の話がはずむ仕掛けも用意されている。おでん串にマークがつけられたものが“当たり”。「好きな客にお酒を飲ませる」とか「おでんをプレゼントする」という内容で、無理なく女性と交流ができるわけだ。

 ニンニクや唐辛子を漬け込んだ罰ゲーム要素のある酒もあって、これを飲ませ合えば場が盛り上がる。

 気付けば、近くで働いているエステティシャンのカオリちゃん(26)と肩を組み合って酒を飲んでいた。

 かしこまらないおでん屋の雰囲気が、オジサン記者には合っていたのだ。

 1時間半ほど飲んで食べて、会計は同僚と2人で8000円ナリ。記者は、カオリちゃんと腕を組んで2軒目のバーに入った。おでん屋に来るくらいだから、オジサン好きなのだ。

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