まだ形成段階にある巨大な超銀河団が発見される。若い宇宙で発見されたものとしては最大の構造(イタリア研究) (2/3ページ)

image credit:ESO/L
大きさは、地球に近い場所にある超銀河団(ちなみに地球が位置するおとめ座超銀河団には、47000以上の銀河があるとされる)と似ている。
しかし、構造は少々異なり、少なくとも7ヶ所は密度の高い領域があり、それらは銀河のフィラメントでつながっている。
・ハイペリオン超銀河団の質量分布
「地球に近いところにある超銀河団は、もっと質量が密集するように分布しており、はっきりとした構造をしています。ですが、ハイペリオンの質量分布は、銀河が緩くまとまってつながりあういくつもの塊のような感じで、もっとバラついています」とアメリカ・カリフォルニア大学のブライアン・ルモー氏は説明する。
研究チームの見解では、この違いは、地球に近いところにある超銀河団は、おたがいを引き付け合うだけの時間が経過していることが原因である。つまり、長い間に重力によって銀河同士がしっかりと結びつくようになったということだ。
ということは、ハイペリオンも数十億年単位で見れば、同じような構造になる可能性が高いと考えられる。