烏丸せつこ「大杉漣さんにギャラ少なくてごめんねと謝られて」ズバリ本音で美女トーク (2/5ページ)

日刊大衆

■死刑囚役は上沼恵美子をイメージして熱演

――何をおっしゃるんですか(笑)! 烏丸さんが演じられたのは野口今日子という死刑囚ですね。

烏丸 おしゃべり好きな関西のおばさん。とにかく立て板に水のごとくしゃべるんだよね。私、生まれが関西圏でね。

――滋賀県ですよね。

烏丸 そう。だから、アクセントは良いんですよ。でも関西のどこの出身という細かい設定が無く、佐向監督からも「自由にどうぞ」って言われ、大阪でもないし尼崎でもないしいろんな所がごちゃ混ぜになった感じになりました。イメージしてみたのは上沼恵美子さん。ただ、関西の人が観たら「どこの人や」って思うんじゃないかな(笑)。

――ご自身の雰囲気に近い感じで演じられたのかなって思いましたよ。

烏丸 試写で観てくれた笑福亭鶴瓶さんには「お前、全然、地やんけ」って言われました(笑)。

――ずっとしゃべらなきゃいけない、というのはさぞ大変だったでしょうね。

烏丸 ワンシーン、ワンカットの長回しだったけど、舞台経験もなかったし、最初はメチャ緊張してね。ずっとしゃべっていたら頭の中が真っ白になったことが3回くらいあったかな(笑)。

■クラリオンガールがデビューのきっかけ

――話は変わりますが、烏丸さんって6代目のクラリオンガールに選ばれたのが、デビューのきっかけでしたね。

烏丸 元々、役者志望でNHKの朝ドラのオーディションを、毎年受けていたんですよ。で、最終までは必ず残るんだけど、決定には至らなかったんだよね。

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