え?21世紀なのに?カナダで女性が魔法を使い魔女の嫌疑で逮捕される事案発生。その真相は? (1/3ページ)
かつての暗黒時代、魔女の嫌疑で大勢の女たちが逮捕され、無実の罪で殺された。
そして21世紀。文明は開花し、科学とテクノロジー全盛の時代だ。もはや魔女が逮捕されることはなく、かつて悪名高き魔女裁判で鳴らしたセイラムでさえ、魔女の町であることをウリにしている時代だ。
なのに、世界の一部ではいまだにまったく同じことが起きている。
つい先日、ハロウィンの訪れに浮かれるカナダで、ある女性が魔法を使い占いをした容疑で警察に逮捕されるという事案が発生した。
だがこの話にはオチがある。確かに女性は「魔術偽計罪」で逮捕されたのだが、それにはこんな真相があるのだ。
・で、本当に魔女で魔法を使ったのか?
逮捕されたのはオンタリオ州ミルトン在住のドリー・スティーブンソン(32歳)だ。だが本当に彼女は魔女で魔法を使っちゃったのか?
どうやらそうではないらしい。その容疑は「魔法を使うふり」である。
ミルトン・サイキックという店を経営するスティーブンソンは、魔女のふりをしたせいで逮捕されたのだ。
・カナダには今だ魔法について言及した法律が存在する
驚いたことに、カナダにはいまだに魔法について言及した法律がある。
スティーブンソンが違反したと疑われているのはカナダ刑法第365条で、次のようなものだ。
以下を不正に行なった者は、即決判決において処罰に値する罪で有罪とする。
(a) いかなる魔法、魔術、まじない、呪文を実践または使用しようと見せかける
(b) 対価と引き換えに、占いを行う
c) オカルトまたは似非科学の技能または知識によって、盗難物や遺失物の在処またはいかなる態様であれそれがあったとされる場所を発見するかのように装う
最終的にスティーブンソンへの求刑は50万円相当の罰金となった。