大腸菌が描いたモナリザ。そしてアインシュタインの顔からダーウィンの顔に変化(イタリア研究) (2/3ページ)

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d)は修正前(左)と後(右)の光のパターン
image credit:elifesciences

 プロテオロドプシンをスライスして、その遺伝子をバクテリアに埋め込む。そしてプロジェクターのレンズを顕微鏡のレンズと取り換え、バクテリアを保持する1画素当たり2マイクロメートルのステージ上に画像を投影する。

 光が足りないと、群がってひと塊になるバクテリアの動きは遅く、光が多いと速く動くことがわかっている。この群がりパターンの違いで陰影を作り出し、最終的にひとつの画像ができる。

 バクテリアが多い部分は白く見え、バクテリアが少ない部分は黒く見えるからだ。研究者たちは画像を作り出すために、ネガを光らせてみた。


微生物がアインシュタインの顔からダーウィンの顔に変わっていく。このGIF画像は早送りしているもので、実際にかかっている時間は5分間

 論文によると、まだいくつかの問題点があるという。

 バクテリアはゆっくり位置を変えるので、像がぼやけてしまうのだ。そこで、最終的に欲しい画像になるような場所にバクテリアの位置を投影できるよう、20秒ごとにフィードバックループをセットした。

 バクテリアが過密状態になった場所は、明るくなって速く広がり、バクテリアがあまりいないところは暗くなり広がりも遅く、より多くの凝集塊ができる。
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