福士蒼汰の主演映画が“また”爆死で「俳優生命」の危機!?
俳優・福士蒼汰の主演映画がまたもコケている。
今回、福士が主演を務めたのは、青年と飼い猫の旅を描いたロードムービー『旅猫リポート』。原作は『フリーター、家を買う。』、『図書館戦争』シリーズで知られる有川浩氏の同名小説で、有川が映画の脚本も務めたことが話題となっている。
福士は映画のプロモーションで各テレビ番組にも出演し、10月26日にいよいよ公開初日を迎えた。
しかし公開後の土日2日間を対象にした全国週末興行成績によると、同映画は動員8万2,000人、興収1億300万円で第2位にランクイン。首位の『映画HUGっと!プリキュア・ふたりはプリキュア オールスターズメモリーズ』が動員30万9,781人、興行収入3億5,357万だったため、かなり水を開けられてしまった。
また、『プリキュア』が全国230スクリーンでの上映だったのに対し、『旅猫リポート』の上映は321スクリーン。100館近い規模の差を考えると、“大敗”を喫したに等しい状態になっている。
主演映画が失敗続き
福士といえば、人気や知名度の割に「ヒット作がない」と指摘がある。今年3月に公開された主演映画『曇天に笑う』は、“目標興行収入30億円”と意気込んでいたが、公開初週のランキングでトップ10圏外という大爆死を果たした。大人気漫画を実写化した映画『BLEACH』も、公開後の土日オープニング成績では初登場4位で、最終興収は10億に遠く及ばなかったという。
「“漫画の実写化”というだけで拒否反応を示す人は多く、原作のネームバリューがあるとハードルも上がってしまうもの。そのため『BLEACH』公開時、実は業界内で福士への同情論が強かったんです。しかし今回は『BLEACH』ほどファンの多い原作ではない上、作品自体も万人ウケしやすいハートフルムービー。それでこれだけ失敗したとなると、今後の主演オファーは激減していくでしょうね。このままでは、『ヒット作がないショボい俳優』というイメージさえ持たれかねない大ピンチです」(映画誌ライター)
“好青年”を絵に描いたようなルックスで大人気の福士だが、成績の面では苦境に立たされ続けている。