オリラジ中田という男:ロマン優光連載121 (2/4ページ)

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たかだか一声かけて会釈するという簡単な行為を排除することで、無用な敵をつくってしまう可能性がでてくるわけで、敵に対処するための労力を考えたら、挨拶することで避けれるならば挨拶をした方が合理的なはずです。中田さんの合理性というのは、「全ての人が中田さんの視点から合理的な判断をするはずである」「すべきである」という勝手な前提に乗っかっているだけで、別に真に合理的というわけではないのです。
 世の中には色々なタイプの人がいて、合理性より感情面を優先する人だっていますし、目的が違えば合理的な判断だって違ってきます。ひどく健康に気をつかっている薬物愛好者がいるとします。普通に考えれば「健康に気をつかうなら薬物を辞めるべき」というのが合理的な考えでしょう。しかし、その薬物愛好者の目的が薬物を長期的に楽しむことであり長生き自体が目的ではないなら、できるだけ健康な肉体であることが必要とされるわけで、その他の部分で健康に気をつかうというのは、一つの合理的な考えではあるのです。中田さんの場合は「合理的であること」自体が合理的である目的になっているふしもあり、人間に感情があることに無頓着な気がします。また、たいていの人間は不合理な条件や前提の中で、その場の合理的な判断をしてるに過ぎないのですが、自分もその一人に過ぎないという自覚が中田さんには乏しく、自信を持ちすぎのような気がするのです。

重度のナルシストゆえの欠点

 普通、好きな人に対しては「幸せな気分になってもらいたい」という気持ちが最初にくると思うのです。そのために何かをしたり、それが独りよがりでないか考えたりするわけなんですが、中田さんの場合、「良い夫」であることが夫婦生活において重要なことであるという考えが先にきて、妻に何かしてあげたいという気持ちよりも、「良い夫」であることを優先してきたのではないでしょうか?
 福田萌さんがバラエティで語っていた、ゴミ捨てにいくだけなのに時間をかけて完璧なメイクと服装でキッチリ仕上げてからゴミを捨てにいくという中田さんのエピソードから考えると、中田さんはかなりのナルシストです。そんな人が、良い夫である自分のかっこ良さに溺れないわけがないと思うのです。

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