ビートたけし、母親の通夜で残した「魂を揺さぶられる(超)名言」その3
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ビートたけし(北野武)
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名言
縦横無尽のギャグと鋭い風刺で、テレビを席巻し続けるビートたけし。彼の最大の武器は、本質をズバリついたコトバだろう。これまで、たけしが世に放ってきた珠玉の金言をフラッシュバック!
オレの見てた母親ってのは、
いつも働いてて、
いつも泣いてた親だから。
(母親の通夜でレポーターの質問に答えて、1999年8月)
「オレは異常なマザコン」と公言してはばからないたけし。
たけしと母親さきとの結びつきは深い。さきの通夜でレポーターに囲まれたたけし。その際の発言は、“芸人ビートたけし”ではなく、母親の死に打ちひしがれる一人の息子(たけしは末っ子)のものであったように思う。言葉の端々からは、たけしの母親に対する深い愛情が見て取れる。
芸人としての計算がない素のたけしの発言も、また味わい深い。
「兄弟は“オオカミ婆さん”って言ってたんだけどね。危ないと思って行くと盛り返すから。でも、今回はね……。95でしょ。よく生きたと思うもん」
レポーター「でもね、たけしさんお母さんの95歳の一生っていうのは、お子さんにかけた一生だったと思うんですけど……」
「う、う……うん。母ちゃんのお蔭ですね。すごい親だから」
たけしは喉を詰まらせ、言葉を絞り出すように答える。
レポーター「お母様のお蔭だということは直接伝えられたんですか」
「そのうち良い子だなって言われるようになるって、お願いしました……。オレもいい年だけど、なんか親がいなくなると気が抜けるね……」
レポーター「お母さんってやっぱりいいですね」
「うん、やっぱりいい……」
レポーター「どんなお母様の姿を今思い出しますか」
「……オレの見てた母親ってのは、いつも働いてて、いつも泣いてた親だから。うん、感謝している……」
この日は雷雨。たけしが言葉を絞り出し終わるや轟音が。その直後にたけしは、ハンカチを取り出しその場にうずくまると、激しく嗚咽した。