切符の支払い、社員証、飲食物の購入。マイクロチップIDの皮膚下移植が進むスウェーデン (2/3ページ)
ストックホルムにあるスタートアップのエピセンター社は、社員にマイクロチップを移植し、ドアの開閉、オフィス機器へのアクセス、食べ物や飲み物の購入などを手をかざすだけで行えるようにした。
スウェーデンの公共交通機関はNFCという通信規格を採用している。
これは無数の銀行が採用する非接触型キャッシュカードをはじめ、国際標準の通信規格であるために、将来的にはさまざまな分野で利用されると予測される。

・プライバシーに懸念の声も上がるが、利便性を重視する人が急増
とても未来的なシステムだが、もちろん批判もある。
特に懸念されるのはプライバシーの問題だ。たとえば、昨年、SJ高速鉄道でこのサービスが実施されるようになってから、しばしば顧客が購入した切符情報のかわりにソーシャル・ネットワーキング・サービス「リンクトイン」のプロフィールが駅員に表示されることがあった。
しかしこうした問題にもかかわらず、プライバシーよりも利便性を重視するスウェーデン人は増えている。
手ぶらで乗り物に乗れるし買い物もできる。セキュリティカードがなくてもオフィスに入れる。いつでも皮膚から取ることができる。

・スウェーデンは個人情報の共有を受け入れている国
スウェーデンはかなり以前から個人情報の共有が受け入れられてきた国だ。