山根明前会長の「KO人生相談」が『週刊大衆』でスタート「考え事ばかりしたら、オトコは仕舞い」 (2/2ページ)

日刊大衆

ボクシング界の騒動しかり、山根会長は相当な修羅場を経験していると思いますが、心が折れそうなとき、何を信じて復活できたんでしょう?

(広島県・52歳・男・メーカー勤務)

 私は1か月近くもね、テレビで悪いこと言われました。これはもう、人を自殺さすくらい。生まれ変わっても忘れることできません。そういう場面になった人間じゃないと分からないことは、いっぱいあるんですね。

 そういうときはね、自分自身がしっかりしなくちゃダメなんです。他人様が力をつけてくれるわけじゃありません。慰めてもらえるかもしれませんけど、甘えてもダメなんですよ。

 強く生きるのは人様のためじゃないんですからね。一生懸命頑張るのは、“自分のため”ですから。それを自分で言い聞かすんです。

 あとね、僕が強く生きてこれたのは、「山根会長、頑張ってください」「テレビはあんなこと言ってるけど、我々は全部知ってますから」と周りが声かけてくれたからね。ボクシング関係者じゃありませんよ。

 普段の、人との出会いを大事にしてきたからやね。それが励みになったね。同時に家内やね。嫁の支えが大きかった。

 相談者さんは今、嫁が実家に帰って、一人ぼっちだと。それにはやっぱり、友人関係と会話を持つとかね。

 喫茶店のモーニングにでも行ってね、マスターと話すとか、人と出会う場に行くこと。会話すると、自然に強くなっていきます。一人で考えても何にも解決できません。私も騒動のときは周りと話したもんです。

 家に一人で内にこもってね、考え事ばかりしたら、オトコは仕舞いですから。負けてはダメ!

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 満を持してスタートした「山根明前会長のノックアウト人生相談」。第2回では読者の悩みにどのようなパンチを見せるか注目だ。『週刊大衆』のほか、『日刊大衆』でも幅広く相談を募集中。誰にも言えなかったお悩みや、ちょっと聞きたい疑問など、山根前会長への相談をドシドシとコチラ(https://taishu.jp/list/info/contact)から送ってください!

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