設定ミス?年齢詐称?「源氏物語」光源氏の恋人・六条御息所の年齢の秘密とは? (2/3ページ)

Japaaan

ここで、計算が合わなくなってきます。六条御息所が20歳の時に夫である「前坊(皇太子に立てられながら天皇に即位せず亡くなった方)」が死亡しましたが、御息所より7歳年下の光源氏はその時13歳。

光源氏が6歳の時に朱雀院が皇太子になったとすると、光源氏が13歳になるまでの6年間は、皇太子・朱雀院がいるのに「前坊」も生きていたことになってしまいます。

光源氏の生きた時代には、2人の皇太子が並立した時期があったのでしょうか?それとも「前坊」は廃太子とされたのでしょうか?

どちらも大事件ですから、事実なら紫式部が『源氏物語』の中で大きく取り上げないはずはないですよね?

「前坊」の立場って?朱雀院は光源氏の「兄」でいいの?

そもそもこの「前坊」が光源氏の父・桐壷帝にとってどのような立場だったのかによって、答えは変わってきます。伝統的な解釈では、「前坊=桐壺帝の兄弟」「朱雀院=光源氏の異母兄」とされています。

しかし、実は「朱雀院は光源氏の兄である」とは、『源氏物語』の中にひと言もかかれていないのです。

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