早いほうがいい! 20代でやるべき「終活」とは (1/5ページ)

マイナビウーマン

早いほうがいい! 20代でやるべき「終活」とは
早いほうがいい! 20代でやるべき「終活」とは

「昔から恋愛に興味が持てないし、両想いは都市伝説なんじゃないかって。多分、私はこのままひとりで生きていくんだと思います」

ひとりで生きていく備えのため、3LDKに引っ越すことを決めた、都内在住のIT関連会社勤務・さとみさん(仮名/29歳)。その場にいたスタッフ全員が、彼女の発言に驚いた。だって、まだ29歳だよ? ……いや、もう29歳だからこそ、堅実派の彼女は早々に決断したのかもしれない。

私も、彼女と同じ29歳。同世代の友だちは結婚ラッシュど真ん中。でも、もしも私がこのまま結婚しなかったら? 彼女のように「ひとりで生きる」という選択をするしかないような気がして、怖くなる。

ひとりで生きるってことは、ひとりで死ぬんでしょ? もし私がひとりで倒れたらどうすればいいの? そのまま数カ月、誰にも見つけてもらえなかったら?

「だから、人はひとりで住むことはできても、ひとりで“生きる”ことはできない。必ず誰かのお世話にならなきゃいけないの。そのために、今からやるべきことがあるのよ」

そう話すのは、終活カウンセラーの武藤頼胡さん。15年前、3人の子どもたち全員を故郷に残し、着の身着のまま東京に出てきたという過去を持つ。彼女が提唱する“終活”とは、「最後まで自分らしく生きる準備をする活動」のこと。

結婚してもしなくても、私たちはひとりで生きることはできない。だけど、自分らしく生きていきたい。そのために「今からやるべきこと」って、いったい何なんだろう?

■人生で大事なのは“キョウイク”と“キョウヨウ”

――私たちのように、「このまま結婚しなかったらどう生きればいいんだろう」と漠然と不安に思う20代の女性は多いと思います。まず、お金はいくら貯めておけばいいんですか?

武藤:私が講師を務める終活セミナーでも「いくら必要ですか?」ってよく聞かれるのよ。でも答えは「私はあなたじゃないからわからない」。だって、人によって必要な貯金額はちがうから。

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