11/22 東京産ピッグスキンを使ったファッションショー 東京の新進デザイナーと12校の学生作品合わせて100点を東京国際フォーラムで披露 (4/5ページ)

バリュープレス




● Romei(ロメイ)林 宏美 (2015年東京新人ファッション大賞入賞)


[資料: https://files.value-press.com/czMjYXJ0aWNsZSM3MDg4IzIxMTQ4OSM3MDg4X1h0Z0JvRFRpREIuanBn.jpg ]


1)ブランドの紹介

VIEW IS VIVID をコンセプトに日常の視野を広げるきっかけになるようなユニセックスファッションとプロダクトを展開。

2)今回の作品のテーマ: ME TIME.

自分の時間を持ってね。というテーマで旅のスタイルを提案。

“旅先の美術館で気に入った絵画を額ごと着て帰る。ホテルのプールサイドと木陰のコントラスト。異国の記憶を肌に焼き付け、買い物レシートを体に巻きつけて歩く。” 

高揚と非日常感を自由度の高いピッグスキンの加工技術と色彩を織り交ぜ、装いに置き換えます。可愛い子には旅をさせよ。もし彼(豚)が10日間のヴァカンスに出れるとしたらどんな景色を見るだろうと敬愛も込めました。


3)ピッグスキンを使っての感想

予想外の滑らかさと多様な加工技術、それが東京都で行われていることに驚きました。素材に触れる中でpig豚×memento記憶=pigment色素 という点に着目し、豚が過ごす日常でできたシワやキズはとてもリアルで生の証を感じる素揚げ革を使用、更に0.3㎜の薄さに漉く技術で軽く羽織物にも適する仕上がりに。発色のよいプリントも可能な点はブランドらしい手法となり、足元に使用したウォッシャブルレザーの洗えるというユーズフルさは今回の旅テーマにも合致しました。工場で職人さんに混じり筆で箔描きをさせてもらえ、作業工程を体験することで今後の新たな発見や工夫に繋がり得るとても有難い制作機会になりました。
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