『紅白』防弾少年団(BTS)落選で「空いた枠」を手にした白組メンバーは…

まいじつ

画/彩賀ゆう
画/彩賀ゆう

大みそかに放送される『第69回NHK紅白歌合戦』の出場歌手が発表された。

中でも注目されたのは、ジャニーズ事務所の新人グループ『King&Prince』(キンプリ)の初出場と、韓国のアイドルグループ『防弾少年団』(BTS)の落選。しかし、どうやら両グループの当落は、表裏一体の関係にあったようだ。

BTSは近年若い世代を中心に人気を博し、今年にはビルボードで全米1位を獲得した勢いのあるK-POPグループ。ところが今年10月、メンバーの1人が原爆のキノコ雲がプリントされたTシャツを着ていた過去が発覚し、国内外から猛烈なバッシングに遭っていた。

騒動は収束する気配を見せず、テレビやネットでは連日炎上状態。この影響からか、当初は“出場確実”とみられていた紅白からも落選する事態となってしまった。

K-POPグループへの反発を警戒?

「“Tシャツ騒動”は政治問題にまで発展しそうですから、NHKが選出を見送ったのも無理はありません。実際2012年には、当時の李明博大統領が竹島に上陸したことで日韓関係が冷え込み、前年出場した『KARA』と『少女時代』も選考からはじかれています」(芸能ライター)

発表こそ11月半ばだが、スケジュールの調整などを含めた“最終決定”は10月中といわれている紅白出場歌手の選考。今回の“Tシャツ騒動”による変更がいかに急だったかがうかがえるが、泣く者がいれば笑う者も存在する。

「BTSの出場見送りはあまりにも急だったため、演出や尺の都合上、“男性アイドルグループ”という同ジャンルから選出せざるを得ませんでした。当初はここに『東方神起』を充てようとしたのですが、K-POPグループはなるべくやめようという判断に。そこで局内では『ジャニーズからもう1組出てもらおう』となったのです。もともと今年のジャニーズ枠は4つで、『嵐』『関ジャニ∞』は早い段階で内定済み。あとの2枠を『キンプリ』『Hey!Say!JUMP』『Sexy Zone』で争う形になっていたのですが、1枠増えたことで全員が出場できることになりました」(芸能関係者)

ジャニーズとしては棚ぼた的な騒動だったようだ。

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