関東人は「サンポー焼豚ラーメン」を知らない!? 九州人のソウルフード、その味は... (1/2ページ)
幾多のカップラーメンがある中、読者の皆様に思い出のカップラーメンはあるだろうか。食欲盛りにおやつ代わりに食べたカップラーメンの味が今でもふと懐かしく思い返されることがあるものだ。
2018年で40周年を迎えたサンポー食品「焼豚ラーメン」(以下写真はJタウンネット編集部撮影)
「小さい頃からよく食べていた」
Jタウンネット編集部でご当地カップラーメンを調査していたところ、長崎県出身の営業部員からこんな声とともに「九州人のソウルフード」とも知られているサンポー食品の「焼豚ラーメン」に懐かしさを感じる声が上がった。
味は九州とんこつで、関東で食べるとんこつよりあっさりしているとのこと。一体どんなカップラーメンだというのか。Jタウンネット編集部は焼豚ラーメンを早速入手し、実際に食べてみた。
あっさりとんこつ ハート型の焼き豚メインの焼き豚は思いを込めてハート型
1978年に誕生し、18年で40周年を迎える焼豚ラーメン。「変わらぬ美味しさ、いつまでも。」と記載された蓋をはがし、指示された調理方法通りに用意した。蓋を開けると、とんこつ独特の臭みがあり、記者は一瞬驚いたが、すぐに慣れた。独特な香りのとんこつスープ、紅しょうが、ハート型の焼豚などなど、関東出身の記者としては初めて食べるカップラーメンに妙な緊張を感じながら箸を進めた。
やわらかい焼豚
食べてみると、思っていたのとは違うあっさりとした味わい。とんこつと聞いただけで、もっとこってりとした味を予想していた。シーフードのような味にも感じられる。九州とんこつのあっさりとはこのことかと改めて思わされるようだ。