暴行事件で謹慎していたマフィが試合復帰へ 「真摯にラグビーに打ち込む」 (1/2ページ)

ラグビーリパブリック

 今年7月にニュージーランドで暴行事件を起こし、謹慎していたアマナキ・レレィ・マフィ(28歳)が、約4か月ぶりにラグビーの公式戦に復帰する。所属チームのNTTコミュニケーションズシャイニングアークスが11月22日、「これまでの話し合いの経過やアマナキ選手の深い反省の意、ならびにアスリートとしての今後の可能性等を総合的に勘案した結果、公式戦への出場機会は与えるべきと考え、2018年11月24日から公式戦へ出場させることとします」と発表した。

 マフィは、大阪・キンチョウスタジアムでおこなわれるカップ戦の第3節、サントリーサンゴリアス戦にNO8で先発する予定。

 日本代表として22キャップを重ね、来年のワールドカップへ向けて重要な戦力と考えられているマフィは、今年7月14日、スーパーラグビー期間中に在籍していたレベルズ(オーストラリア)の最終戦後、チームメイトのロペティ・ティマニとともに、試合開催地だったダニーデンにあるマフィの兄の自宅へ飲みに行き、やがて口論となり、暴力をふるったといわれている。オーストラリアのメディアによれば、マフィの妹(または姉)の前で下品な言葉を発したティマニに対して腹を立て、殴ったという。マフィは警察に一時身柄を拘束された。そして、「死ぬかもしれないと思った」というティマニの腫れあがった顔が新聞等に掲載され、大きな騒動となった。

 マフィは裁判にかけられ、司法の判断が出るまで日本国内での活動を自粛する予定だったが、今もなお刑事手続きが継続していることから、本人の反省の度合いや今後の行動変革に関する覚悟等を慎重に見極めてきたというシャイニングアークスは、「まだ相当期間にわたって(刑事手続きが)継続されることが予想されることをふまえ、会社としての最終的な処分内容は、司法判断をもって決定していく考えでありますが、これまでの話し合いの経過やアマナキ選手の深い反省の意、ならびにアスリートとしての今後の可能性等を総合的に勘案した結果、公式戦への出場機会は与えるべきと考え」、今週土曜日のサントリー戦に出場させることとした。

 マフィ本人はチームを通じて次のようにコメントしている。

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