2018「プロ野球ワーストナイン」勝手に表彰式(2)遊撃手は打てない「失策王」 (2/2ページ)
阪神で出番がなかったのですから、5000万~6000万円でも喜んで来たはずですよ」(伊原氏)
FA移籍ではないが、中日から鳴り物入りで巨人に加入したゲレーロ(32)も、外野手部門のワースト筆頭格と言っていい。昨季のセ・リーグ本塁打王も、今季は82試合出場で打率2割4分4厘、15本塁打、40打点。1安打あたり単価571万円とパッとしなかった。6月にはコンディション不良のため2軍落ち。ケガの回復後も、他の外国人選手が台頭したことで約2カ月間、2軍で“塩漬け”となっていた。
「2軍落ちから1カ月間、1軍首脳陣とコミュニケーションがなかったことを理由に設けられた高橋由伸監督との面談を拒否するなど、素行面でもワーストぶりを発揮していました」(スポーツライター)
ゲレーロ以外の外野手部門は、巨人・陽岱鋼(31)とDeNA・梶谷隆幸(30)=年俸1億2800万円=で異存はないだろう。
昨季、日本ハムからFAで移籍した陽は、87試合出場で打率2割4分5厘。昨季同様、スタメンから外れる試合も多く、1安打あたり単価は483万円。お世辞にも期待どおりの働きぶりとは言えなかった。
梶谷も今季は影が薄かった。昨季まで4年連続20盗塁以上、5年連続2桁本塁打をマークしたDeNAの中心選手も、今年は背中に張りが出て開幕1軍メンバーから外れた。4月末に1軍昇格したものの、終わってみれば41試合出場で打率2割6分8厘、5盗塁、1安打あたり単価376万円というコスパの悪さだった。
「昨オフの時点で、球団は梶谷の右翼レギュラーを確約せず、若手と競争させる方針を示していました。三振が多く、確実性に欠けることが要因です。犠打も得意でないため、スモールベースボールを志向するラミレス監督にとっては、起用しづらいようです」(スポーツライター)
DeNAでは絶対的主軸の筒香嘉智(26)に意外なダメ記録が。セの規定打席到達者の中では、得点圏での凡打率が7割6分3厘と「トップ」。2割9分5厘、38本塁打とはいえ、年俸3億5000万円の「チャンスに弱い主砲」の価値や、いかに。