2018「プロ野球ワーストナイン」勝手に表彰式(2)遊撃手は打てない「失策王」 (1/2ページ)
移籍組の“背信”にも触れぬわけにはいかないだろう。まずは、FA移籍の野上亮磨(31)=巨人・年俸1億5000万円=、大野奨太(31)=中日・年俸8300万円=、大和(31)=DeNA・年俸1億円=から。
西武から加入した野上は、4勝4敗、防御率4.79という成績に終わった。1勝あたり単価は3750万円。規定投球回数にも届かず、それでいながら被本塁打はリーグワースト10位タイとなる15だった。
「野上については、獲得した巨人も悪い。1億5000万円も出して獲る投手じゃありません。西武時代は、夏場に必ず調子を落とすなど、安定感に欠けていた。精神的にも、巨人でプレーする重圧に耐えられるタイプではないですからね」(伊原氏)
日本ハムから移籍の大野も期待を裏切った。出場63試合で打率1割9分7厘。1安打あたり単価307万円では、コスパの悪さは否めない。
「大野に関しても、中日の編成部門が実力を正確に把握していなかったフシがある。パ・リーグ関係者の評価は打撃、インサイドワークとも低いものでした。事実、昨オフにFA宣言した際も、日本ハムはほとんど引き止めなかった」(伊原氏)
野上、大野に比べれば、大和はまだマシだったかもしれない。1安打あたり単価(104万円)だけを見れば、230万円の巨人・坂本よりもはるかに安い。
だが、打席数こそ4年ぶりに規定に達したものの、打率2割4分4厘、出塁率2割9分3厘。打撃面に関しては“優勝への最後のピース”として期待されたほどの成績ではなかった。
また、守備率9割7分6厘、失策11も、セ・リーグの規定試合数に達した遊撃手の中では最下位。投手を助けるビッグプレーを随所に見せはしたものの、持ち味の守備でも“らしくない”姿をさらしてしまった。
「阪神時代のように5000万円前後の年俸なら、コスパのいい選手です。それなのにDeNAが『大和、大和』と欲しがって1億円も出した。