年末ジャンボ宝くじ「全国バカヅキ売り場」ピックアップ!

日刊大衆

画像はイメージです
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 11月21日(水)に発売となった、今年の『年末ジャンボ宝くじ』。

「1等が7億円、前後賞が各1億5000万円で、連番で当たれば計10億円‼ この史上最高額が狙えるのは、ジャンボの中でも唯一、年末ジャンボだけ」

 こう解説するのは、宝くじアナリスト・山口旦訓氏。

「ただ漫然と宝くじを買うだけでは、運をつかみ損ねます。そこで今回は、長寿を祈念する年越しそばにあやかって、“ご当地麺”で有名な地区のバカヅキ売り場を厳選しました」(前同)

 詳しくは上記表を見ていただくとして、本文では特に注目の売り場8か所を取り上げよう。

 まずは北海道旭川市の堂前宝くじ店から。「開運お婆ちゃん」こと堂前輝子さん(89)が70年近くも前に販売を始め、実績を積んできた全国的にも有名な売り場。1億円以上の「大当たり」は2014年年末の1等前後賞7億円が最後だが、娘のみゆきさんは輝子さんのツキを、しっかり受け継いでいる。

「その後、7000万円が2本出ています。年末とサマーのミニで。そろそろまた、大当たりが出そうでしょう」(みゆきさん)

 ご当地麺といえば、旭川ラーメン。

「昔ながらのあっさり、シンプルな味なのに、コクがあるのが特長。うちの売り場も、特別なことはしてないのに当たります」(前同)

 その自然体が、ツキを呼び続ける秘訣のようだ。

 お次は秋田県秋田市の広面(ひろおもて)チャンスセンター。1995年、現在地に移転。その工事中、売り場前の、まだ固まっていないコンクリートに猫の足跡がつくや大当たり続出。「招き猫の足跡では?」と全国的に評判になった売り場だ。こちらも15年サマーの1等と後賞で6億円以降、大当たりはご無沙汰だが、この間、2等やミニで1000万円は実に8本も出ている。そのうち、実に6本が年末に集中しているのだ。

「今年から、ジャンボを30枚以上購入いただいた先着1000名様に、招き猫の絵馬を無料でお配りしています」(売り場責任者)

 これで招き猫のパワーが増すこと請け合い。

「名物の稲庭うどんは、すべて手作りなので、日本一高いうどんと言われてますが……」(前同)

 この年末は大当たりが出そうだから、稲庭うどんだって安いもの!

 南に下って東京都台東区の宝くじ御徒町駅前センター。開店して18年だが、連続的に大当たりが出て、今や都内の人気売り場に。そして今年に入り、またまたツキ始めてきている。3月のロト6で1等2億8194万円。サマーで1等前賞1億円。さらにハロウィンのミニ1等と前賞で4000万円。

 店主の「徳ジイ」こと中野徳治氏が言う。

「ジャンボ発売のたび、上野不忍池の弁天堂へ当せん祈願に行ってますが、そばといえば、そのすぐ近くの有名店『藪蕎麦』は子どもの頃から、なじみです。弁天堂のそばのそば屋。こりゃあ、縁起がいい。いよいよ今回は来そうです(笑)」

 そばの名産地といえば、長野。ながの東急百貨店チャンスセンターは、長野市の玄関口・JR長野駅前にある県内一の有名な売り場。大当たりは12年グリーン1等前後賞5億円が最後とはいえ、15年ドリームミニで1等7000万円、16年サマーで2等1000万円など、だんだん運気が上がってきている。この売り場は最近、大幅リニューアルを施し、新売り場での初仕事が、この年末ジャンボなんだとか。

「新しい売り場からは、よく当たりが出ると言うでしょう。店の前には善光寺ご開帳の回向柱のミニチェアに加え、祈願した“当たり杉”(当たり過ぎ)も置きます」(売り場責任者)

 そこに持ってきて、ご当地信州そばのツキも。

「女性販売員の中に、おそば屋さんをやられている家があります。暮れは本当に忙しいそうです。むろん、食べるのは信州そばですよ」(同)

 お次は愛知県名古屋市の名駅前チャンスセンター。東京の西銀座CC、大阪駅前第4ビル特設売場と並ぶ、全国3大売り場の1つで、過去5年間の大当たりは実に14本だ。ところが、その売り場に今、異変が起きている。今年に入り、まだジャンボで大当たりが1本も出ていないというのだ。だが、売り場責任者は強気だ。

「この売り場から年間一度も大当たりが出ないことなど、ありえない。その分、今回の年末に集中して出るでしょう」
 
 実は年末ジャンボは実に23年連続で出ていて、特にツキがあるというのだ。ここのご当地麺といえば、「紀伊国の者が作った紀州麺(きしゅうめん)」説もある「きしめん」だ。この麺が大当たりへのキーになる?

 これに対し、今年のサマーで1等前後賞7億円を出し、今、大阪で一番熱い売り場が、大阪市都島区の内代(うちんだい)チャンスセンター。この売り場、14年のロト7で1等8億円と2等600万円が出ている。さらに同年、別のロト7で5億2400万円が出ている。同じ売り場から1等と2等が同時に出るのも、1等が2回出るのも前代未聞。

「このため、この売り場では、大きいのが一度出たら、続いてでかいのが出る、とウワサされています。今回、先着500名様には粗品のチョコをお配りします。大当たりをチョコチョコ出してください(笑)」(売り場責任者)

 同地の名物麺「熱盛りそば」の通り、期待で熱く燃えている。

 瀬戸内海を渡って香川県綾川町のイオン綾川チャンスセンターへ。この売り場は開店10年だが、まだ大当たりは一度も出ていない。1000万円以上で見ても、17年サマー2等1000万円が唯一。

 11月26日発売の『週刊大衆』では引き続き、年末ジャンボについて特集。2年前に改装して以来、バカツキ売り場として有名になった九州の某売り場についてなど、山口氏の解説とともに詳しく掲載している。

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