段取りは「テレビの果てまであるある」座談会(3)「この画を撮ってこいよ!」 (1/2ページ)

アサ芸プラス

段取りは「テレビの果てまであるある」座談会(3)「この画を撮ってこいよ!」

A 今はどの局でも町をブラブラ歩く番組が人気だけど、「このあと、さまぁ~ずの2人が来る」って説明されて、商店主が2時間待つなんてのは、ざらに「あるある」でしょう。

B でも、事前にテレビ撮影が行われるとわかっていると、飲食店なんか「テレビが来るぞ」なんて言って、客として不自然に友達を呼んじゃうこともある。

D 「隣の晩ごはん」の初回放送も、それで1軒目の撮影がボツになったって話だね。家の人がスーツ着込んで、高級料理を用意して待ってたんだって(笑)。

C 盗聴器が仕掛けられている家を実際にタレントが探す番組があるけど、あれだって段取りがあるよね。

B スタッフは事前に当たりをつけておくよね。そうじゃないと、当たりを引くまでタレントを6時間も7時間も拘束する可能性が出てきちゃうから。もちろん、タレントが必死になって探す画は欲しい。タレントには場所を教えないから、リアクションはヤラセじゃないけどね。犬猿バトル企画もそう。番組内でメンチ切ってケンカしている不良グループが、移動のバスの中で仲よく談笑してたりな(笑)。

C 素人が登場するドキュメンタリー番組でヤラセは禁物だけど、作る側には欲しい画があるよね。撮ってきたVTRで編集するのは当然だけど、想定した台本は作ってあるもんね。

A 若いディレクターに現場を任せる時は、「この画を撮ってこなきゃダメだ」って言うこともあるもんな。

B だから「こう言ってほしい」という要望があると、もちろん相手に台本を見せることはしないけど、その文言を言うまで言葉やニュアンスを変えて質問し続けるよね。それを編集でつなげて、さも、すぐにその回答が出てきたかのようにする。テクニックだよ(笑)。

A やっぱり「イッテQ」はドキュメンタリー要素で感動を視聴者に押しつけようとしたから、バラエティーなのにグレーゾーンになってしまうんだよ。

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