天才テリー伊藤対談「加藤諒」(4)レッドカーペット感動したでしょう (1/2ページ)

アサ芸プラス

天才テリー伊藤対談「加藤諒」(4)レッドカーペット感動したでしょう

テリー これからどんな役者になりたいのか、具体的なイメージはあるのかな。

加藤 僕はイメージ的にもポップな作品への出演が多いんですけど、これから公開の「ギャングース」という映画は、「まさにこういう作品をやりたかった!」という感じでした。これからも、こういう作品にたくさん出ていきたいですね。

テリー 一足先に観させてもらったけれど、犯罪集団から窃盗を働いて生活している3人の少年たちを描いた、なかなかシリアスな内容だね。

加藤 はい、3人のやっていることは確かに犯罪なんですけれど、実際にそうしないと生きていけない人たちもいるという強いメッセージ性もありつつ、カーアクションやバトルもあってエンターテインメント性の高い、楽しい作品に仕上がっています。ぜひご覧いただいて、こういう人たちの存在や生きざまを知ってもらえたら、うれしいです。

テリー 観ていて驚いたんだけど、加藤さん、回想シーンで自分の役の小学生時代も演じていたでしょう? あれ、すごく自然でビックリしたよ。

加藤 ありがとうございます。僕も、まさか自分が子供時代まで演じるとは思わなかったんですよ。衣装合わせの時、「じゃあ次、子供時代、いきます」と言われて、急に短パンをはかされて「えっ、僕がやるんですか?」って(笑)。

テリー 普通はそう思うよね、なかなか大胆な演出だと思う。事前に演技プランを立てましたか。

加藤 歩いている小学生を観察して、走り方や腕の振り方を研究しました。あの場面は、いまだにちょっと恥ずかしくて、あまり客観視できない感じなんですけれど‥‥(苦笑)。

テリー いやあ、全然大丈夫だったよ。原作は大人気の漫画じゃないですか。こういうオファーの時は、やっぱり原作を読んで役作りをするの?

加藤 基本はそうです。

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