ジャパンから戻った2人が導く ホンダがトップリーグ残留 (1/2ページ)

ラグビーリパブリック

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ホンダWTBレメキ、走りから試合を決めるパスを放る(撮影:見明亨徳)

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ホンダのキックをサニックスSOジェイソン・エメリーがチャージするも幕切れに(撮影:見明亨徳)

 トップリーグの9~16位決定トーナメント1回戦(12月1日、パロマ瑞穂ラグビー場)。

 ホンダヒートが38-34で宗像サニックスブルースを下し、12位以上となりトップリーグに残留した。サニックスは入替戦出場(12月23日)が決まった。

 ホンダには2人のジャパンが戻って来た。PR具智元(グ・ジウォン)とWTBレメキ ロマノ ラヴァ。ダニー・リー監督は接戦勝利後、「勝つことが重要と選手に話してきた。2人は本当のプロフェッショナル。チームに戻って来て支えてくれている。チームの底上げにつながっている。感謝したい」。

 具は夏のチーム合宿、NECとの練習試合で、わずか20秒で左足靭帯を損傷し退いた。リハビリを経て11月のイングランド遠征で復活し、17日のイングランド戦、24日のロシア戦で欧州勢のスクラムに対抗した。

 今週月曜日にチームに合流。この日の試合、「実はトップリーグ初キャップが嬉しい」と喜ぶ。昨年度、下部のトップチャレンジリーグでプロ選手生活を始めた。ケガで遅れてようやくトップリーグ公式戦デビューとなった。

 試合では、サニックス3番パディー・ライアンが「伸びてくるスクラム」(具)で対抗し、十分に押すことができなかったという。

 スクラムの場面ではホンダファンから「具さん!」と期待の声援が響いていた。その分、ジャパンで培ったディフェンスでサニックスのランナーを止めていた。タックルに入ってもすぐに起き、次の準備をする。ボールをもらうとペネトレーターとしても機能。

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