「もっとアグレッシブに」。強気の早大NO8丸尾崇真、ほしいのは日本一。 (2/2ページ)

ラグビーリパブリック

「狭いスペースしかありませんでしたが、FLに新しい選手が入ったタイミングだったので(反応できないと思った)」

 行く、行かないの判断は、任されている。

 小学生(早実初等部)の時、川崎市ラグビースクールに入った。中学からは早実でプレーする(編集部注/加筆箇所あり)。高校2年になる直前までCTB。50メートルを6秒1で走る。

 2年前の秋には早実(高校)の主将としてチームを率い、東京都第1地区予選決勝まで進出も、東京高校に12-33で敗れた。今年、その悔しさを後輩たちが晴らしてくれたことについて、「嬉しいし、刺激になる」と言うが、自分は自分のスタンスを貫く。

「いま、自分がプレーしているのは(早稲田)大学のラグビー部。そこで日本一になることに集中したい」

 いよいよ始まる、負けたら終わりの戦いに向け、「いまに満足はしていません。すべての面のクオリティーをもっと高めたい」。BKに才能あふれる選手たちが並ぶも、「そこに頼る気はない。どんな試合でも、FWで勝つというプライドを持って戦っています」と覚悟を決める。

「アタックでもディフェンスでも、チームを勢いづける、アグレッシブなプレーを」

 大舞台では、強気がいちばんの武器になる。

 関東大学対抗戦優勝では足りない。荒ぶるを歌うときまで、心の底から喜べない。

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