年をとると髪が成長しなくなる理由が判明。もしかしたらハゲが治せるようになるかも!?(米研究) (3/3ページ)

・副作用のない発毛剤の開発を目指して
現在、発毛効果がきちんと認められている薬には副作用がある。
たとえば、ミノキシジルは、頭皮に泡か液体の形で塗り込むと、血行を良くし、毛包に栄養を与え、男女ともに3分の2の人に発毛効果が現れる。
しかし、人によっては心拍数の上昇、足のむくみ、胃の痛みといった副作用がある。
また男性にしか効果がないフィナステリドは、テストステロンをハゲの原因となるホルモンであるジヒドロテストステロンに変換する酵素をブロックする。
男性の8割で発毛効果が得られるが、60人に1人の割合で勃起不全になる恐れもあり、このリスクは服用期間が長引くほどに高まる。
イトウ博士の今後の目標は、髪の再生を促すための薬剤標的を特定することだそうだ。
もしこの研究がうまくいけば、副作用のない画期的な発毛剤が誕生するのかもしれない。また髪の話をしたっていい時代がすぐそこに来ているのかもしれない。
この研究は『Nature Communications』に掲載された。
References:eurekalert/ written by hiroching / edited by parumo