年をとると髪が成長しなくなる理由が判明。もしかしたらハゲが治せるようになるかも!?(米研究) (1/3ページ)
米国皮膚科学会によると、アメリカ人男性の4分の1が25歳頃から徐々にハゲ始めるという。
また女性であっても他人事ではなく、40代にもなれば、4割の人で髪が薄さが目につくようになるそうだ。
少しずつ薄くなる髪と、広がるおでこほど悲しみ誘うものはないが、なんと加齢による薄毛はもうすぐ治せるようになるかもしれない。
アメリカ・ニューヨーク大学医学部の研究者らは、年をとると髪の毛が成長しなくなる理由を解き明かした。
傷を負った皮膚は毛が生えにくくなるが、これは年を取って毛が成長しないのと同じメカニズムなのだという。
今回の研究で、傷のある皮膚に毛を再生することに成功した。ということは、年を取って毛が生えてこなくなった人にも有効であるということだ。
・皮膚を傷つけたり年を取るとコラーゲンが発毛を阻害
ニューヨーク大学医学部のイトウ・マユミ博士らが調べたのは、マウスの傷を受けた皮膚にある繊維芽細胞とヘッジホッグシグナル伝達経路だ。
繊維芽細胞は、皮膚や髪の形や強さを維持するうえで大切なタンパク質であるコラーゲンを分泌する。
さらに傷を治癒するプロセスを助けもするのだが、それによってコラーゲンが溜まった皮膚では、髪の再生が滞ってしまう。
一方、ヘッジホッグシグナル伝達経路は、細胞同士がコミュニケーションを図るために使われる経路で、毛包が形成される子宮内の胎児では非常に活発なことが知られている。
だが年をとって細胞が成熟したり、皮膚を傷つけたりすると活動が低下してしまう。