永遠なる“武士の魂”!殉死に反対し戦国大名・宇喜多直家に忠告した老勇者のエピソード (5/5ページ)

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ここまで言われてしまうと流石の直家も返す言葉がなく、殉死については何も言わないまま、その年の内に亡くなったそうです。

※参考文献:藤井懶斎『閑際筆記』江戸時代

終わりに・受け継がれるべき武士の魂

直家の嫡男・宇喜多秀家肖像。Wikipediaより。

その後も花房氏は宇喜多家を支え、直家の嫡男・宇喜多秀家(うきた ひでいえ)が関ヶ原で敗れ、八丈島に流された後も、嫡男の志摩守正成(しまのかみ まさなり)ともども援助を惜しまなかったそうです。

そして元和九1623年2月8日、正成はその死に際して「花房の家名が続く限り、宇喜多家を主君と心得て援助すべし(要約)」と遺言したそうです。

古来「人は一代、(家)名は末代」と言いますが、死んでそれっきりの自己満足(パフォーマンス)より、命懸けで生き抜いて、代々忠節を尽くす矜持こそ、永遠に受け継がれるべき武士の魂と言えるでしょう。

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