ラグビーで一生の友を得る。 (3/3ページ)

ラグビーリパブリック

「点差は離れてしまいましたが、4年生や、応援に来てくれた人たちの大きな声援の前でやり続けてきたことを出せましたから。(クラブの仲間やOB、関係者も含め)みんなで戦っている気がしました」

 紀伊主将とは「ラグビーだけの付き合いではない」とあらためて言った。

「遥太朗はキャプテン、僕は主務。お互いにチームをまとめる立場でした。一緒にご飯を食べに行っても、どうやったらいいチームになれるかをいつも話していました」

 支え合っていた。ああでもない、こうでもないと悩んだことは、この先の人生できっと活きる。

 ともに笑い、泣いた日もあったけれど、それぞれが大学ラストゲームを終えて見せたのは、涙と笑顔。

 ふたりは、きっと互いの思いを分かり合っている。

「ラグビーで一生の友を得る。」のページです。デイリーニュースオンラインは、スポーツなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る