真っ赤なお鼻のトナカイさんは、実際にみんなに笑われていなかった。その理由とは? (2/3ページ)

image credit:Caribou, Reindeer in Alaska
スティーヴンス教授ら研究チームは、動物の視力をいろいろ調べている。
紫外線は、人間の視力には有害だと考えられていて、ほかの動物も紫外線によるダメージから目を守ろうとするのが普通だ。
だが、2011年に発表された研究では、トナカイは紫外線が見えるだけでなく、対象物の像をちゃんと把握して、食べ物や安全な場所を見つけたりすることもできるという。
研究リーダーのグレン・ジェフリー教授は言う。「人間を含むほとんどの哺乳類は、目のレンズがなるべく紫外線を取り込まないようにしているため、こんな方法はとれない」
人間は、並んでいる虹の全色の中の赤の波長に匹敵する700ナノメートル前後から、400ナノメートルの光を見ることができる。
ジェフリー教授らは、トナカイの視力でどれくらいの波長のものが見えるのかを実験し、彼らは350~320ナノメートル前後の波長までしか見えないことを発見したという。

ということで赤鼻で笑われるトナカイがいない事実がわかってよかったね。
そもそもトナカイに赤い鼻の個体なんかいないだろうとか、空を飛んでサンタを運ばないだろうとか、身もふたもないことをいっちゃダメだよ。