毎日カップラーメンを食べると体に何が起きるか?(アメリカ) (1/2ページ)

カラパイア

毎日カップラーメンを食べると体に何が起きるか?(アメリカ)
毎日カップラーメンを食べると体に何が起きるか?(アメリカ)

istock

 日本で生まれ、世界中に広まったカップラーメン(即席カップめん)。安いし、素早く簡単に調理できるので、懐が寂しいときや忙しいときには重宝される。

 今や世界中に浸透しているカップラーメンだが、そればかり食べる人もいるようで、健康面での影響が懸念されているようだ。

 特に問題になるのは塩分なのだという。

 どんな食品にも言えることだが、適量であればさほど問題はない。だが毎日のように大量に食べ続けるとやはり体に悪影響を及ぼすようだ。

 ここでは毎日のようにカップラーメンを食べるとどういった影響があるのか?アメリカでの研究結果や栄養士たちの見解を見ていくことにしよう。

・大量の塩分によるリスク

 カップラーメンには 満腹感を感じさせる繊維質とタンパク質も含まれているが、カップラーメンのメインは炭水化物と塩分だ。

 一食に含まれるナトリウム(塩)は大体1150ミリグラムで、かなりの塩分量である。成人の場合、1日に推奨される塩の摂取量は2300ミリグラム未満(アメリカのケース)となっている。

 したがって、カップラーメンを2杯も食べれば、それをほぼ満たしてしまうことになる。おそらくこれ以外にも何か口にするだろうから、当然ながら1日に摂取する塩分は多めになってしまう。

 塩分の摂り過ぎが長く続くと、高血圧、心疾患、脳梗塞になる危険が高まる。

 また塩分の摂り過ぎは脱水症状を引き起こすために、記憶力や注意力を低下させることにもなる。ラーメンと一緒にビールやレッドブルを飲んだりしていればなおさらだ。

 ノースカロライナ大学の研究によれば、塩分の摂り過ぎは頭痛や便秘の原因にもなるという。


・塩分以外にも気になる成分も

 非必須アミノ酸のグルタミン酸ナトリウムは、昆布だしのうまみ主成分でラーメンの風味を豊かにする。
「毎日カップラーメンを食べると体に何が起きるか?(アメリカ)」のページです。デイリーニュースオンラインは、カルチャーなどの最新ニュースを毎日配信しています。
ページの先頭へ戻る

人気キーワード一覧