超話題のNHK正月時代劇「家康、江戸を建てる」の予習!江戸の金の小判ができるまで(1) (2/4ページ)
天正菱大判 Wikipediaより
秀吉が作った貨幣「大判」とはこの大判、1枚で10両もの価値があり、大きさも手には収まらないくらいにビッグ。
仮に1両10万円としたら100万円です。考えてみてください。あなたがもし「崩せない100万円」を手に入れたら?嬉しいけど、普段の買い物にはすごく不便ですよね。
輸入銭の永楽通宝 Wikipediaより
そうです。大判はあまりに大金すぎて、人々はすぐに小さい粗悪な輸入銭等に交換してしまい、大判そのものはほとんど流通しなかったのです。
大判はどんな場面に登場したのか?では大判がどんな場面に登場したかというと、主に秀吉から頑張った家来へ褒賞として渡されたのでした。それまで秀吉は、武功を挙げた家来には倒した敵の土地を与えれば良かったのですが、天下統一してしまった今、武功を挙げた家来に与える土地が日本国内どこにもない。
しかし朝鮮出兵で武功を挙げた家来には何かあげなければならない。そこで、土地に代わるもの、つまり「大判」を与える。手のひらほどの大きな金貨は視覚的にも武人の心を満足させたでしょうし、秀吉の権力を誇示する役目も担いました。