「本を読む人を増やしたい」 でんぱ組.inc夢眠ねむが明かす「夢眠書店」の野望 (4/5ページ)
――夢眠さんが審査員を務めるのは今年で最後かも、と思っていたのですが、審査の中で「来年のタイトルだけ大賞は夢眠書店で!」という話が出てきてホッとしました。
夢眠:そうなんです。だから来年の12月までには書店を開店しなきゃいけなくなりました。夢眠書店で審査会を開催して、その後はどんちゃん騒ぎをして(笑)
――書店だから本もあるので、「ああ、こういう本だったのか」って読書会をするのもいいですよね。夢眠:いいですよね。「実はこんな本だったんだ」みたいな。ただ、私は事前に読めないので、アルバイトの方に本を仕入れる作業をしてもらうしかないかな。それで「タイトルだけ大賞」の棚をつくって。
――タイトルだけって、逆に想像がすごく膨らみますよね夢眠:こんな本なのかなとか、審査中に私もいろいろ言っちゃうんですけど、そこで話が盛り上がった本って読んでみたいと思うんですよね。普段本を読まなくても、『殺人うんこ』ってなんだろうと興味を持つかもしれないじゃないですか。
あとは、普段馴染みのないジャンルの本との出会いにもすごく良くて、去年個人賞に選んだ『鬱屈精神科医、お祓いを試みる』は書店で買いました! 新しい本に触れるきっかけになるからタイトルってすごいなと思います。

夢眠:そうなんです! 副題に「夢眠ねむ」って入っているから、もしかしたらノミネートまでいかなかったかもしれない。そこは残念でしたけど、ぜひ読んでほしいです。
――タイトルに注目すると、「遺言集」に触れないわけにはいきません。