目標は日本代表復帰。 そしてフランスリーグ TOP14でもプレーしたい (2/4ページ)

ラグビーリパブリック

「いろんなスポーツをやってきたんですが、ラグビーが一番自分に合っていると思ったのは、ボールを持ったときにグラウンドを駆け回ったり、体をぶつけたりするのが本当に楽しかった。ラグビーが本当に好きでしたね」

――ラグビーを続けながら、世界を意識し始めたのはいつ頃からですか。

「小さい頃からずっと、『日本代表になる』というのが夢でした。でも、本当に世界を意識するようになったのは、実際に日本代表になってからです。世界のトップ選手を相手に、世界の舞台で戦える選手になりたい。代表に入ってからは、常にそう思っています」

――世界を相手に戦うことの魅力とは。

「海外の相手はやっぱり体が大きいし、スピードがある。そんな相手と戦うことが、僕的には単純に好きというか、すごく自分をエキサイティングにさせてくれるんです。大きい相手を振り切って前に出たときだったり、大きい相手を倒して、ブレイクダウンでファイトして、その結果チームが勝てたときは、すごく楽しいですよね。

僕は、海外の選手に比べたら体はまだまだ小さいですが、フィジカル面での強さは自分の強みだと思っているので、そのフィジカルをどう活かすかはいつも考えています。真正面からぶつかっていっても、大きな相手にはなかなか勝てないので、どう相手の芯をずらすか、自分の体の使い方をトレーニングでいろいろシミュレートして、ムダのない動きができるように研究しています」

――松橋選手の、相手タックルをずらして前に出ていく強さ、動きはトップ選手の中でも独特のものがあると思いますが、どのように意識しているのですか。それとも無意識で?

「試合のときに、『ここでどう動くか』とか考えるのは実際難しいですから、試合のない日のトレーニングで意識付けをしています。どういう姿勢になったら、体はどう動くのかを理解して、自分の体をどう動かすかですね。『身体操作』というか、自分が『こうしたい』と思ったときに、自分の体をイメージ通りに正しく動かせるように意識付けしながらトレーニングをしています。たとえば、体のバランスが崩れたように見える姿勢でも、重心がしっかり足に乗っているような。それができるとケガも減りますから。

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