乗り物酔い、画面酔いに劇的な効果を発揮する、頭部を振動させるデバイスが開発される(米研究) (2/4ページ)

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 さらに最近では、兵士の訓練にヴァーチャルリアリティ(VR)が採用されるようになって、乗り物酔い問題はいっそう深刻化している。

 たとえばアメリカ空軍では、飛行機のパイロットをVRを使った新しいカリキュラムで訓練したり、民間のVR企業であるVRモーション社と提携して大型軍用車両の運転手の訓練を行ったりしている。

 VRが作り出す本物そっくりの空間には、実践さながらの訓練を安全に行えるという大きなメリットがある。

 しかし、本物の乗り物以上に酔いやすいVR酔いという厄介な問題があり、その着用が敬遠される一因となっている。

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・内耳神経に微弱な振動を与えて乗り物酔いを防止

 この状況を解決しようと、オトリスラボ(Otolith Labs)のサミュエル・オーウェン氏が考案したのが、「オトテック(OtoTech)」である。

 オトテックは、ヘッドバンドで耳の後ろあたりに固定するように着用するデバイスで、微弱な振動を内耳神経に伝える。 

 耳の中にあるこの神経は体の動きを脳に伝えるセンサーとしての役割を果たしているため、ここに振動を伝えることで脳の体の動きの感じ方を変えることができる。

 すると副作用のある薬を飲まなくても、乗り物酔いを予防することができるのだという。
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