クロちゃん、“ゲス”力が所属トリオも「水ダウ」も牽引する域に達した秘密!

アサ芸プラス

クロちゃん、“ゲス”力が所属トリオも「水ダウ」も牽引する域に達した秘密!

 怖いもの見たさ、というよりむしろ「イヤよイヤよも好きのうち」?

 お笑いトリオ・安田大サーカスのクロちゃんを思わず追いかけてしまう大衆の心理はそのような類いのものかもしれない。

 バラエティ番組「水曜日のダウンタウン」(TBS系)の中の一企画として登場する「MONSTER HOUSE」なる名物コーナーが12月19日に第6話を放送。最終話となる第7話を前にして、特大級の悲鳴をこだまさせた。“肉食獣”として知られるクロちゃんと女性タレントの添い寝シーンや、背後からの突然のハグ、さらにはホオへのキスといった生々しいひと幕もお披露目され、「MONSTER」の名に恥じない戦慄の15分間を届けると、自身のツイッター上でも同コーナーを実況する投稿を続け、凄まじい数のリツイートと“いいね”を集める人気ぶり。番組側としてもクロちゃんの“集客パワー”とSNSにおける拡散力には舌を巻いているに違いない。

「健康番組で発覚したクロちゃんの異様な血糖値を心配し、本気で食生活の改善を勧める医師らに対して、別番組で『あいつら本当にうるさいから!』とボヤくなど、恩を仇で返していたクロちゃん。他にもダイエット中にウソの食事内容をSNSで報告していたことが判明したりと、次第に“ゲスキャラ”が浸透し、今では『水曜日のダウンタウン』を牽引するほどの注目度を誇っています。“クズすぎ!”“キモい!”といった中傷を視聴率や注目度に直結させているのが彼の最大の特徴と言えるでしょう」(テレビ誌ライター)

 ネット上ではしばしば、同じく安田大サーカスのメンバーで、健康的なダイエットに成功したHIROを引き合いに出し、「HIROを見習ってクロちゃんも痩せろよ」「HIROとクロちゃんでは人間力に差がありすぎる」との指摘も散見されるが、結局のところ、各メディアでの影響力や注目度ではクロちゃんは比較にならないレベルでHIROや団長を凌駕しているという事実がある。

「1人の人間としての健康を取るか、芸人としての人気を取るか、という選択でHIROとクロちゃんは真逆の道を進みました。実際、HIROはウォーキングや食事制限を忍耐強く続け、大幅なダイエットに成功しましたが、安田大サーカスとしての人気絶頂期には、その“人間離れ”した体型やルックスをメインの売りとしていたため、痩せてからトーク番組に出演しても披露できるエピソードは減量に関することだけです。一方のクロちゃんはダウンタウンの松本人志やおぎやはぎ、有吉弘行、ロンドンブーツ1号2号の田村淳といった大御所の“お気に入り芸人”となり、血糖値の改善よりも芸人としての突き抜けた姿勢を示し続けました」(前出・テレビ誌ライター)

 もちろんクロちゃんがダイエットに成功し、なおかつその人気も継続させられれば文句なしだが、「ゲスい」「キモい」とヤユされながらも思わずお茶の間がチャンネルを合わせてしまうのは、本能の赴くままに正直すぎる振る舞いを見せるクロちゃんの“モンスター”ぶりにある。

 今や団長とHIROの手を借りずとも、たった1人で盛大な「サーカス」を演出できるレベルにまで到達したのかもしれない。

(木村慎吾)

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