北島三郎と石川さゆり、NHK紅白歌合戦で夢の顔合わせ「演歌の花道」秘話 (4/5ページ)

日刊大衆

これもプロ意識の高さの表れでしょう」(前同)

 さゆりも、おごることなく芸を磨く姿勢を見せる。「師匠の二葉百合子さんから引退の意思を告げられると、“お体に気をつけて。また、歌を教えてください”と謙虚に告げたとか」(同)

 二葉門下生は他に、坂本冬美(51)、原田悠里(63)、藤あや子(57)、石原詢子(50)、島津亜矢(47)ら錚々たる面々がいる。後輩たちは、長女的存在である、さゆりの背中を見て育った。また、演歌の枠にとらわれず、椎名林檎(40)など、さまざまなミュージシャンと交流し、楽曲の可能性を広げる姿勢を見せる。

■映画やドラマでも活躍する芸達者ぶり

 歌だけではなく、芝居も得意とする芸達者ぶりも両者に共通している。サブちゃんは、『兄弟仁義』シリーズほか、東映の任侠映画に多数出演。テレビドラマ『暴れん坊将軍』(テレビ朝日系)での、め組の頭役でもおなじみだ。さらに、4578回続けた座長公演では、数々の演目に挑んでいる。

 一方、実は、さゆりの芸能界デビューは女優業だ。「レコードを出す前にも、『光る海』(フジテレビ系)というテレビドラマに出演していました」(同)『津軽海峡〜』のヒット後も、空港が舞台の刑事ドラマ『大空港』(フジテレビ系)に刑事役で出演。映画『トラック野郎・故郷特急便』(79年)にはマドンナ役で登場。NHK大河ドラマ『功名が辻』にも顔を出した。

 また、2人は16年に、そろって缶コーヒー『BOSS』のCMに出演している。「北海道新幹線開通をモチーフとし、青森側で石川さんが『津軽海峡〜』を、函館側で北島さんが『函館の女』を口ずさむという内容でした。

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