サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「ヴァンドギャルド臨戦態勢万全」 (1/2ページ)

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サンスポ水戸正晴の「絶対万券」論「ヴァンドギャルド臨戦態勢万全」

 先の朝日杯FSが阪神に移ったことにより、ホープフルSが昨年からGIに昇格したのは皆様もご承知のとおり。

 中山のマイル戦は、おむすび状のトリッキーなコース形態であることから、枠順による有利、不利が歴然。よって、公正を期すことから朝日杯FSが阪神で行われるようになったわけだ。

 その穴を埋めるかのようにGI戦となり、春のクラシックに結びつくレースとしての価値は、より底上げされたが、一昨年の覇者レイデオロは、昨年のダービー馬となっている。

 朝日杯FSがマイル戦であることから、あくまでも2歳馬の総決算という趣が強く、このホープフルSこそ、来春の皐月賞、ダービーを占うべく重要なGIとして、よりファンが関心を抱く競馬となったとみていいだろう。

 ラジオNIKKEI杯2歳Sから現在の名称に変更され、舞台が阪神から中山へ移った14年以降の過去4年間、1番人気馬は2勝(2着1回)、2番人気馬は1着1回(2着0回)と、それまで以上に有力馬が期待に応えている。

 クラシックに直結する重要な一里塚的なGI戦であるとみれば、無謀な穴狙いは避けるべきであろう。

 では、顔ぶれを見てみよう。目下3連勝中で、札幌2歳S、東スポ杯2歳Sと重賞を連覇しているニシノデイジーが最右翼だろうか。この馬に続くのは、未勝利-特別戦を連勝中のアドマイヤジャスタ、そして新馬-特別戦と2戦土つかずの良血サートゥルナーリア、前走の黄菊賞を完勝したコスモカレンドゥラ、さらには、ミッキーブラックが人気になるのだろう。

 いずれもクラシック級の大器で、将来性確かな力量馬と思えるだけに、大きく荒れることはあるまい。

 が、それでも穴党としてイチオシしたいのは、ヴァンドギャルドだ。

 460キロと牡馬としてはそう大きくないが、均斉の取れた好馬体の持ち主で、とにかく見栄えがいい。それだけで素質のよさが感じ取れるが、恐らく前述した強敵相手にも、断じてヒケは取らないと見ている。

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